○ 現在、日本の書店には心理学に関する本が(学術めいたものから眉唾な占い本レベルのものまで)有象無象に陳列されている。
それらの本には大抵「他人の心が手にとるようにわかる」だの「他人を思いのままに操れる」だのという文句が踊っている。
1,000円程度の出費で本当にそんなことが可能になるなんて、誰も思っていないだろう。
もしそうなら、筆者は間違いなくそれらの本を買い漁ったうえで、AKBの事務所に突撃し、総選挙の1位から10位まで日替わりでデートしてもらうように心理操作をするだろう。10人で7日ではあまるので3日間は2人体制となる計算だ。筆者はAKBのことを考えるだけでブログを書く手もとまり、涎が出そうになる(心理学ではこれを「レスポンデント条件づけ」という)。
もしそうなら、筆者は間違いなくそれらの本を買い漁ったうえで、AKBの事務所に突撃し、総選挙の1位から10位まで日替わりでデートしてもらうように心理操作をするだろう。10人で7日ではあまるので3日間は2人体制となる計算だ。筆者はAKBのことを考えるだけでブログを書く手もとまり、涎が出そうになる(心理学ではこれを「レスポンデント条件づけ」という)。
もちろん筆者が心理学の本を読んだだけでAKBと付き合えることなどありえないが、ベストセラーには必ず上記のような心理学の本が並び、また、ちょっと有名な芸能人が実際にマインド・コントロールされたという事件も出てきている。
○ 心理学って何なのか?
そう聞かれた時、以前の筆者がすぐに想像したのは「フロイトの夢分析」である。
夢を見ただけで、自分の「深層心理」が分かるなんていう「夢」のような話、それが心理学という認識だった。
ちなみに「杖」は「チ○コ」なんだそうで、それだけを妙に覚えている。もちろん最低な下ネタとして。
夢を見ただけで、自分の「深層心理」が分かるなんていう「夢」のような話、それが心理学という認識だった。
ちなみに「杖」は「チ○コ」なんだそうで、それだけを妙に覚えている。もちろん最低な下ネタとして。
そういう本だらけか、と思って手にとった心理学のベストセラーにフロイトやユングの文字は無く、むしろ彼らとは対照となる心理学の分野に焦点を当てたものばかりであった。
それが「実験心理学」である。
○ ユングやフロイト等、いわゆる古典心理学を「深層心理学」と言うなら、ヴィルヘルム・ヴントに代表される科学的実験によって導き出された心理学を「実験心理学」と呼ぶ。
「深層心理」は多分に精神世界の出来事、それも相当程度宗教性を帯びたものであるが、実験心理学は、その名のとおり多くの実験の結果、科学的統計によって裏付けされた「行動科学」である。
目に見える根拠のある科学である。
「深層心理」は多分に精神世界の出来事、それも相当程度宗教性を帯びたものであるが、実験心理学は、その名のとおり多くの実験の結果、科学的統計によって裏付けされた「行動科学」である。
目に見える根拠のある科学である。
○ また、実験心理学は明快で、また、手軽に日常生活への応用ができるものであり、現に、「他人の心がみるみるわかる」系の本では、こちらの心理学が紹介されていることが多いのである。
例えば「合コンではこの席に座れ」だの「片想いの人にはこういうメールを送るべき」だの、悪く言えば俗っぽいものである。
例えば「合コンではこの席に座れ」だの「片想いの人にはこういうメールを送るべき」だの、悪く言えば俗っぽいものである。
それに対し深層心理学は分かりづらく抽象的で、また現代社会の生活へ実践的に応用できるかと言えば難しい。
例えば、好きな人の心を覗けますと言って、好きな人をカウチソファに寝そべらし、後頭部の方から「杖が見えたらチ○コです。あなたは欲情しているから私とエッチをしなければいけません」なんてことはできないだろう。
逆に相手の女性から杖で引っ叩かれるのがオチだ。
例えば、好きな人の心を覗けますと言って、好きな人をカウチソファに寝そべらし、後頭部の方から「杖が見えたらチ○コです。あなたは欲情しているから私とエッチをしなければいけません」なんてことはできないだろう。
逆に相手の女性から杖で引っ叩かれるのがオチだ。
○ 従って、当ブログにおいては、筆者が数々の心理学本を読んで得た知識のまとめを記述していく予定である。
それも現代人が悩みがちな「恋愛行動」について、実践的な形で紹介していくこととする。
つまり、本気でAKBを口説く・・・とまではいかずとも、日常的な合コンや、あこがれの人とのデートで(心理学的に)優勢に立ちまわるための方策を記述していく。
それも現代人が悩みがちな「恋愛行動」について、実践的な形で紹介していくこととする。
つまり、本気でAKBを口説く・・・とまではいかずとも、日常的な合コンや、あこがれの人とのデートで(心理学的に)優勢に立ちまわるための方策を記述していく。
○ ただし、ここに記述されたものは、あくまで筆者が心理学本を読んだ知識を読んだとおり素直に適応したものであり、諸所の学説や、それに対する反証等については特段考慮していない。
ただ「この本を読む限りではこう行動したらモテる」という紹介にすぎないことをご了承いただきたい。
ただ「この本を読む限りではこう行動したらモテる」という紹介にすぎないことをご了承いただきたい。
川瀬
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