2013年1月9日水曜日

心理学的に正しいお誘い② (マッチング理論)

○メールは相手そっくりにすると好感度アップ。



今回の例文では、ランチに誘う相手のメールが明示されていないが、もしあなたが過去に相手とメールをしたことがあれば、相手のメールをよく観察すること。そして、「そのメールそっくりな」文体で、相手にメールを出すことが重要である。


人間は、自分と感情的、価値観的に似通った人間に親近感を抱くものであり(これを「マッチング理論」という)、早い話「似たもの同士が仲良くなる」のである。


これは、例えば話し方であったり、ファッション、所得、宗教、支持政党、食の好みなどいろいろなものがあるが、単純にメールの文体を合わせるだけでも効果がある。


具体的には、デコメールたっぷりで送ってくるような人であれば、こちらもデコメを用いたメールを送るのが好ましいし、例文の「○○さん、こんにちは」のように、親しき仲にも礼儀ありといった感じのメールを好むのであれば、そのとおりこちらも礼儀正しい様式で書くべきなのである。
とにかく「自分と価値観や行動が変わらない人なんだ」と思わせることが大事なのである。
俗っぽく言えば「ノリが合う」状態が望ましい。
   

特に男性は、無機質な、顔文字も何もないようなメールを伝達道具として用いることが多い(これを「道具的手段」という)。
一方、女性にとって、メールは会話そのもの、感情の伝達を楽しむツールである(これを「表出的手段」という)。

そこに「メール」というものの捉え方にギャップがあるため、女性が絵文字たっぷりで送ってくるメールに対して無機質なメールを返してしまうと、それだけで「自分とは合わない」や、最悪の場合「嫌われてる」と思われる可能性がある。

まるで女友達のようなデコメールを送れとは言わないので、せめて携帯電話に最初から登録されている程度の顔文字は使うようにするといいだろう(^^)



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